アイスバスの科学的考察
激しいトレーニングをすると、筋繊維の微細な損傷が起こります。
筋繊維の損傷は筋細胞の活動を活性化し筋損傷の回復を助け筋肉を強化(筋肥大)させます。
また運動後24時間から72時間以内に遅発性筋痛というものがおきることがあります。
アイスバスに入ると
- 筋肉の腫れと組織の損傷を減少させます。
- 代謝活動を抑制し、痛みを生み出す生理的なプロセスを遅らせます。
- 抹消の血管を一時的に収縮させる一方、乳酸などの疲労物質を除去します。
アイスバスに浸かった後で再び筋温が上昇すると、血液の循環スピードが上がりその結果疲労回復プロセスが改善されます。
しかし理想的なアイスバスの時間と温度は分かっていません。多くのアスリートやトレーナーは水温12℃~15℃、
時間は5分~10分、長くても20分までだと言います。
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