2月23日「天皇誕生日」(木曜日)も10:00~19:30(最終受付)で通常通りオープンします。御来院お待ちしています。
青梅マラソンに参加して来ました
2月19日(日曜日)に第55回青梅マラソンに参加して来ました。2020年の第54回大会以来の3年ぶりの開催でした。当日は雨が降ったり2月にしては気温が高かったりとなかなかタフなコンディションでしたが、55回開催されている伝統の青梅マラソンを楽しんで来ました。また来年も参加したいと思います。
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2月19日(日曜日)に第55回青梅マラソンに参加して来ました。2020年の第54回大会以来の3年ぶりの開催でした。当日は雨が降ったり2月にしては気温が高かったりとなかなかタフなコンディションでしたが、55回開催されている伝統の青梅マラソンを楽しんで来ました。また来年も参加したいと思います。
2022年6月は祝祭日もイベント等の予定はございませんので、通常通り営業いたします。引き続き感染症対策実施の上、御来院お待ちしています。
2019年以降中止やオンラインで開催されていた青葉区民マラソンが3年ぶりの開催に向けて7月よりエントリーが開始されるようです。私もエントリーしたいと思います。詳しくはタウンニュースの記事をご覧ください。
2021年4月28日に発売されたNIKEエアズームペガサス38を購入しました。発売から少し時間が経過してしまいましたが、レビューしたいと思います。
NIKEのランニングシューズで一番売れている最も汎用性とコストパフォーマンスが高いシューズがエアズームペガサスシリーズです。初代ペガサスが発売されたのは1983年。2021年に発売された「ペガサス38」は名前が表す通り38代目のモデルになります。昨年2020に発売された「ペガサス37」は全国のスポーツ専門店スタッフが選ぶ「日本スポーツ用品大賞」の「最も売れた商品」部門で2位を、「最も使って欲しい部門」の大賞を受賞しました。ペガサスが一足あればジョギング。インターバル、ロングランと何でもこなせる一足です。
エアズームペガサスシリーズは2年に一度フルモデルチェンジされます。2020年にペガサス36からペガサス37へフルモデルチェンジをしたので、2021年発売のペガサス38はペガサス37のマイナーチェンジ版と言えます。つまりペガサス38はペガサス37の完成度をより追求したモデルです。以下の項目がペガサス37からペガサス38へのアップデートされました。
前作でもメッシュ素材が使用されていましたが、よりソフトなメッシュ素材に変更になりました。
アッパーの素材を変更すると共に爪先部分の高さと幅を少し増し、爪先を自由に動かせる空間が確保されました。
ペガサス36から続いている薄くアッパーと一体化したシュータンからトラディッショナルなアッパーから独立したパッドの入ったシュータンに変更されました。シュータンの厚みを増すことで、靴紐の締め付けによる足の甲の圧迫による不快感を軽減しています。
シュータンの厚みを増すことと同時に踵・足首周囲の生地の厚みを増すことで踵と足首のフィット感の改善されました。
一見その差は分かりませんが、リアクトフォームのミッドソールの厚みが約2mm厚くなりました。
アッパー素材がペガサス37よりも柔らかいサンドウィッチメッシュに変更されたペガサス38は、アッパー全体のフィット感が増しました。MP関節(拇趾球のラインの関節)が屈曲する時の足とアッパーの生地の追従性が上がって一体感が増しています。アッパーの通気性はペガサス37との差はさほど感じられず。夏は暑そうなので、ソックスで調整する必要がありそうです。柔らかい素材になって耐久性が落ちていないと良いです。
トゥーボックスがワイド化されましたが、幅が広くなったというよりも爪先部分の高さが増したと言ったところでしょうか。確かに爪先部分の圧迫感が軽減されています。アッパーの素材変更と相まって履き心地は快適になりました。
シュータンの厚みが増したことで、レースをきつく縛った時の圧迫感が軽減されました。
踵と足首周囲のパッドが厚くなって、踵が固定力が向上しました。上位モデルに比べるとペガサスシリーズは踵の固定力は弱めでしたが、履き口と踵周囲の生地の厚さが増すことで足との一体感が増しました。
ミッドソールの厚さは少し厚くなりました。それによってクッション性が格段にアップしたというようなことはありません。リアクトフォームの量が増えることでミッドソールの耐久性がアップすることに期待したいと思います。
まとめると
重量が増えたと言っても、履いていて重さ感じる程の差はありません。
基本構造はそれほど変わらないペガサス37とペガサス38。ペガサス35からペガサス36にマイナーチェンジした時ほどの大きな差は感じられませんでした。価格が下がっているペガサス37と、発売から2ヶ月経過して価格が下がってきているペガサス38ならどちらを買うべきでしょうか。私なら迷わずペガサス38を選びます。ペガサス37もペガサス38は通気性の面ではそれほど差は感じられませんが、柔らかくフィット感が向上したアッパーと厚みを増したリアクトフォームの厚底ミッドソールの相性は抜群です。ペガサス38はペガサス37より走りやすいです。
過去数年のNike Zoomシリーズのランニングシューズのスペックを比較してみました。
Shoes Name | Offset (前足部と 踵の落差) | Fore Foot (前足部) | Heel (踵) | Weight (メンズ28cm 重量) | Midsole Material (ミッドソール の素材) |
Pegasus38 | 10 mm | 17.5 mm | 27.5mm | 298 g (実測) | React & Zoom Air Unit (前足部のみ) |
Pegasus 37 | 10 mm | 14 mm | 24 mm | 289 g (カタログ値 285 g) | React & Zoom Air Unit (前足部のみ) |
Pegasus 35 &36 | 10 mm | 12 mm | 22 mm | 275 g (Peg36) | Cushlon & Full length Zoom Air unit |
Pegasus 34 | 10 mm | ? | ? | 285 g | Cushlon & Zoom Air Unit (前足部と踵) |
Vapor Fly 4% | 10 mm | 21 mm | 31 mm | 195 g | Zoom X with Carbon Fiber Plate |
Vapor Fly NEXT% | 8 mm | 25 mm | 33 mm | 200 g | Zoom X with Carbon Fiber Plate |
Alpha Fly | 8 mm | 31.5 mm | 39.5 mm | 210 g (26.5㎝) | Zoom X with Carbon Fiber Plate, Visible Air Unit(前足部) |
Zoom Tempo Next % | 10 mm | 36 mm | 46 mm | 283 g | Forefoot : Zoom X with 2 x Air Zoom pods Heel : React |
Zoom Fly | 10 mm | 23 mm | 33 mm | 248 g | Lunarlon with Carbon Fiber and Nylon Plate (ナイロンプレートのカーボン巻) |
Zoom Fly 3 | 11 mm | 23 mm | 34 mm | 274 g | React & Carbon Fiber Plate |
Pegasus Turbo 2 | 8 mm | 16 mm | 24 mm | 231g | Zoom X & React |
Nike Air zoom Pegasus38の走行距離がいつの間にか750kmを超えていました。750kmを超えましたが、特に不満に感じる点はなく、ペガサス38は丈夫なランニングシューズです。アッパー、ミッドソール、アウトソール、インソールとどんなふうに摩耗しているでしょうか。
夏の太陽に照らされたアッパーは少し色褪せていますが、少し生地も伸びて足に馴染んでフィット感は全く問題ありません。
何故か左の履き口に2カ所穴が開きましたが、機能上は問題なしです。後述しましたが、インソールが破けたのでペガサス37のインソールと交換したので左足インソールが赤です
750kmを走っていますが、ミッドソールの反発も十分に機能しています。とは言うものの、新品と交換するの劣化の具合は体感できると思います。ミッドソールによる皺の位置もペガサス37とほぼ同じです。
アウトソールの摩耗はそれなりですが、まだまだ十分にグリップします。但し、雨の日のラインの上やマンホールの上は滑ります。
一番大きくダメージを受けているのがインソールです。先日、試しに5本指ソックスとペガサス38の組み合わせで走ったところ、左小指の少し近位側の部分がボロボロになってしまいました。そのまま使っていると走り始めはインソールに出来た穴の凹凸に違和感を感じていたので、ペガサス37のインソールと交換しました。
2020年6月から履き始めたNIKEエアズームペガサス37が2020年12月に走行距離1000kmを超えたので、2足目のNIKEエアズームペガサス37を購入しました。
服部勇馬選手もNIKEエアズームペガサス37を1100km履いているようです。
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NIKEのランニングシューズの中でデイリートレーナーに分類される汎用性の高いランニングシューズです。特徴をまとめると以下の様になります。
詳しくは以下の「NIKEエアズームペガサス37レビュー」の記事をご覧ください。
全く走っていないペガサス37と1000kmを走ったペガサス37を比較してみました。足入れしてみるとアッパーが伸びていないので少し窮屈に感じます。反発力さすがのリアクトソール、それほどヘタっているとは感じません。一番摩耗が激しい部分はアウトソールの減りです。古いシューズだと雨の日のアスファルトの下り坂では滑りそうになりますが、新しいシューズを履いた場合は地面が濡れていてもしっかりと地面を捉えて滑ることはありません。
インターネット上ではNIKEエアズームペガサス38の情報がリークされています。エアズームペガサスは毎年新作が発表されますが、メジャーアップデートは2年おきです。2020年にアッパーとソールの両方のメジャーアップデートと共に37が発売されたので、2021年はマイナーアップデートの年になります。写真を見る限りではソールは37と同じものを踏襲している様に見えます。アップデートされるのはアッパーのみの様です。ヨーロッパでは4月15日からNIKEメンバー限定で先行発売予定。北米は4月22日より、グローバル展開は4月29日を予定しているようです。日本国内は4月22日よりNIKEメンバー先行販売、4月29日から一般販売と発表されました。
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2足目のペガサス37が走行距離300kmを超えました。履き始めた時に、このペアは何故か左足の中足部が少し狭く感じられて走っていると痛い時もありました。しばらく薄めのソックスを履いてフィッティングを調整していました。走行距離250kmを超えるとアッパーも伸びて足に馴染んで来て、中足部の圧迫感も解消されました。ランニングシューズも工業製品なので、左右で少し大きさの差があることはありますね。
シンスプリントなのか、それとも脛骨の疲労骨折なのか、左の脛が痛くて2月3月とマイレージを稼げませんでしたが2足目のペガサス37も600kmを超えました。相変わらずレアクトソールはヘタることもなくアッパーも足によく馴染んで快適です。ペガサス38の発売が4月中と発表されましたが、目標の1000kmまではデイリートレーナーとして37で走りたいと思います。
2020年の1月からトレーニングで履いていた2代目のPegasus36の走行距離が約700kmに迫って来たので、2020年4月に発売されたNIKE AirZoom Pegasus37を購入しました。
ペガサスシリーズは1983年に初めて発売されました。36回のモデルチェンジを重ね、シリーズ通算でNIKEのランニングシューズとしては最高の販売数を誇ります。ペガサスは踵用のエアユニット「エアウィッジ」を初めて採用したシューズです。近年では2年に一度メジャーチェンジが行われ、メジャーチェンジの翌年にはマイナーチェンジが施されより完成度の高いシューズに進化しています。メジャーチェンジの年にはミッドソールとアウトソール(靴底の部分)のモデルチェンジが行われます。メジャーチェンジの翌年にはミッドソール・アウトソールはそのままにアッパーに改良が加えられます。メジャーチェンジの2018年に発売されたペガサス35よりミッドソール全体に一体型のエアユニットが搭載されました。翌2019年にマイナーチェンジを施されたペガサス36はソールはペガサス35をそのまま継承し、アッパーやシュータンに改良を加えより軽量化し完成されたモデルになりました。そして2020年はメジャーチェンジの年に当たり、ペガサスシリーズは大幅にアップデートされました。
では大きく改良されたPegasus 37の改良点とはどんなところでしょうか。それはとにかく丈夫になって耐久性が大幅にアップしたことです!!
ペガサス37はミッドソールの素材が、TPU(熱可塑性ポリウレタン)系のReactに変更されました。「ふわ、かる、びよ~ん」のキャッチフレーズで有名になったリアクトはポリウレタン系のフォームであり高い耐久性とクッション性があります。前作ペガサス35と36のミッドソールには、EVA(エチレン酢酸ビニル)系のとても軽量なクシュロンフォームが採用されていました。言わばプラスティックのポリウレタン系Reactは、言わばスポンジのEVA系クシュロンに比べると少し重さはあります。私の足は実測(裸足のサイズ)で27.5㎝あるので、シューズのサイズは28㎝~28.5㎝を履いています。NIKEのシューズの場合は足の形に合い、5本指ソックスが履けないくらいピッタリと履ける28㎝を選んでいます。ペガサス37もいつもと同じ28㎝を選びました。足入れするとピッタリでしたが、箱から出したPegasus 37 の第一印象は「デカい!!」でした。ソールの踵部分が後方に飛び出しているからなのか、厚底が主流の最近のシューズの中でもとりわけ大きく感じます。約700 km走り少しミッドソールが潰れたPegasus 36と比べても、初代のズームフライと並べて比較しても何もかもが大きいです。ミッドソールの側面には縦の凹凸があり、着地の衝撃で圧縮されるミッドソールに皺が出来ることを防ぎます。アウトソールの前足部にも溝が一本増えて、前足部の屈曲性が上がっています。
上記の通りペガサスシリーズはNIKEのランニングシューズとしては踵用のエアユニット「エアウィッジ」を初めて採用したランニングシューズです。そのペガサスが37代目にして踵部分からエアユニットを取り去り、前足部に今までの2倍の厚さのエアユニットを搭載しました。またを男性用モデルを20 psi、女性用モデルは15 psiと性別によってエアバッグの中のガスの気圧が異なっています。
前作ペガサス36はひも状のフライワイヤーで中足部を固定してシューズと足の一体感を出していましたが、ペガサス37はBANDSというフライワイヤーよりも幅の広いその名の通り帯状のBANDSの面で中足部を締め付け固定力が向上しました。
モハメッド・ファラー選手からのフィードバックを受けてペガサス35からアキレス腱に触れない様にする為に、履き口の踵部分が外側に反り返っていました。ペガサス36ではより尖っていましたが、ペガサス37では尖り方は少し抑えられ、その分少しだけ踵を覆う部分が深くなり踵の安定感が増しました。履き口の踵部分の反り返りは短くなりましたが、アキレス腱に触れることはなく快適です。
ペガサス37にはズームシリーズの上位モデルであるAlpha Fly ・Vapor Fly Next %等々に用いられているテクノロジーも利用されています。
ペガサス36よりシュータンの厚さが薄くなり足へのフィット感が増しました。厚さの変化と共にシュータンの形状が足首の形に沿って切込みが入っています。切込みがあることで足関節を背屈した時の前脛骨筋腱や腓骨筋腱の動きに干渉しません。薄くカットされたシュータンは初代Zoom Fly等にも採用されていました。
爪先部分のアウトソールのラバーが少し内側にオフセットしています。爪先のラバーピースが中心にあるよりも親指側にオフセットすることで地面からの足離れが良くなり爪先部分で地面を蹴る感覚を得やすくなりました。これはVapor Fly Next %より導入されたテクノロジーで、アルファフライにも用いられています。
Zoomシリーズの主なモデルの比較をしてみました。一見、ミッドソールが分厚く大きく見えるペガサス37ですが、実際のソールの厚さはヴェイパーフライ等の上位モデルと比較すると随分と薄いことが分かります。
Shoes Name | Offset (前足部と 踵の落差) | Fore Foot (前足部) | Heel (踵) | Weight (重量) | Material (ミッドソール の素材) |
Pegasus 37 | 10 mm | 14 mm | 24 mm | 289 g (カタログ値 285 g) | React & Zoom Air Unit (前足部のみ) |
Pegasus 35 &36 | 10 mm | 12 mm | 22 mm | 275 g (Peg36) | Cushlon & Full length Zoom Air unit |
Pegasus 34 | 10 mm | ? | ? | 285 g | Cushlon & Zoom Air Unit (前足部と踵) |
Vapor Fly 4% | 10 mm | 21 mm | 31 mm | 195 g | Zoom X with Carbon Fiber Plate |
Vapor Fly NEXT% | 8 mm | 25 mm | 33 mm | 200 g | Zoom X with Carbon Fiber Plate |
Alpha Fly | 8 mm | 31.5 mm | 39.5 mm | 210 g (26.5㎝) | Zoom X with Carbon Fiber Plate, Visible Air Unit(前足部) |
Zoom Fly | 10 mm | 23 mm | 33 mm | 248 g | Lunarlon with Carbon Fiber and Nylon Plate (ナイロンプレートのカーボン巻) |
Zoom Fly 3 | 11 mm | 23 mm | 34 mm | 274 g | React & Carbon Fiber Plate |
Pegasus Turbo 2 | 8 mm | 16 mm | 24 mm | 231g | Zoom X & React |
大きくアップデートされたペガサス37ですが、少し気になる点もあります。
耐久性の高いポリウレタン系のReactをミッドソールに大量に採用したことで前作ペガサス36よりも少し重くなってしまいました。重量はメンズ28㎝で実測289 g(カタログ値285 g。何度計っても4g重かったです。)因みにペガサス36はメンズ28㎝で275 gでしたので約10 g重くなりました。
アッパーにも丈夫で耐久性の高いトランスルーセントのアッパー素材を採用したことで、前作よりも少し通気性が低下し熱が籠るように感じます。しかし気温が高い時期は薄いソックスや踝が露出する短いソックスを着用することで、足部の暑さは軽減されます。
実際にペガサス37を履いて走ってみました。ミッドソールが2mm厚くなったからなのか、ミッドソールのフォームがリアクトに変更になったからなのか、ペガサス36で感じられた様なダイレクトな接地感覚は少し感じにくくなってしまいました。同じリアクトをミッドソールに採用しているエピックリアクトと比較するとミッドソールのしっかりとした剛性感を感じられます。フワフワのクッションの中にカーボンの芯があり反発するヴェイパーフライが「アルデンテ」だとすると、ペガサス37のリアクト+ズームエアのコンビネーションは柔らかいだけではなくズームのこしがあり「讃岐うどん」と言ったところでしょうか。ペガサスターボ2やヴェイパーフライほどフカフカとした柔らかさはありません。少しスピードを出したり上り坂を上るとフォアフットに入った2倍の厚さに増したエアバッグの反発します。ガーミンのデータで比較をすると、同じコースで平均ストライドが約5センチ伸び、ほぼ同じ心拍数で走ってもペガサス36よりも37を履いた方が5秒程度速く走れます。重量はペガサス36よりも重くなっていますが、特に重くて走りにくいといった感じはありませんでした。通気性についてはやはり36の方が涼しく感じてしまいます。耐久性と快適性はトレードオフということですね。初心者からエリートまであらゆるレベルのランナーがどんなペースで走るのにも対応出来るオールラウンドのニュートラルタイプ(サポートタイプが必要な場合はボメロを履いてください)のシューズといったところでしょうか。ペガサス35と36はイージーデーに履くシューズですが、ペガサス37はイージーランのみならずロングランや少し速めのテンポランでも履けそうです。私はレースのない時期をペガサス36とペガサス37をミックスしながら履きたいと思います。
ペガサス37が発売されて価格が下がったペガサス36と、定価が¥1,000高くなってより反発が強くなったペガサス37とどちらを買うべきか?と問わたら、私はペガサス37を選びます。ペガサス37の方がどうやら耐久性が高く、長い目で見るとお得なだと思うからです。薄底のシューズと併用して足周りを強化するのであればナイキフリーとペガサス37を選択して併用します。
ペガサス37を履いて走って走行距離が100 kmを超えました。まだ履けるペガサス36もありますが、クッションの良いペガサス37を選択してしまい、2週間で100 kmに到達しました。
耐久性の高いReactのミッドソールはやはり丈夫です。ミッドソールに刻まれた縦方向の細かい溝の効果もあり、踵部分の皺の入りはとても少ないです。
アウトソールのゴムの耐久性は前モデルから変わらず、とても丈夫で殆ど削れていません。雨の日も走りましたが、白線やマンホールの上や表面がツルツルとした粗目の舗装のアスファルトの上を走った時以外では、通常のアスファルトの上は濡れていても滑って走りにくいということはありませんでした。
約1ヶ月使用したペガサス37の走行距離が300 kmを超えました。現在は環境的にインターバル等のスピードが速めのトレーニングは行わず、5分/㎞付近のペースで走っています。
ミッドソールは耐久性の高いリアクトは走行距離が300 km程度ではクッションも反発も衰えることはありません。ペガサス36のミッドソールは踵に向かって皺が入っていましたが、素材がリアクトに変更になり踵外側のアウトソールには縦方向に溝を刻むことで接地時にアウトソールが圧縮されて潰れて皺が寄ることを防いでいます。溝が彫ってある部分と溝がない部分では皺の数が明らかに違います。
アウトソールは接地で使う小趾球付近のソールパターンが削れて来ていますが、グリップ力が落ちたということは全くありません。
私のシューズで一番ダメージを受けやすいインソール。インソールも接地する小趾球付近の生地は少し表面が削れて来ていますが、まだ穴が開くほどではありません。
2020年6月末から履き始めたNike Air Zoom Pegasus 37が約2ヶ月間で走行距離500 kmを経過しました。
走行距離500kmを経過してもミッドソールの皺は少な目です。
走行距離500kmを経過したアウトソールは、摩耗が目立って来ました。私のフォームで地面に設置するフォアフット気味の外側(アウトエッジ)からアウトのガイドラインに沿ってパターンが削れています。アウトソールの凹凸が削れてきたからと言って特に滑りやすくなって走りにくいということはありません。
私の場合ミッドソールやアウトソールよりも早くダメになってしまうインソールも500 kmを経過しても穴が開くようなことはありません。ペガサス36では430kmでインソールが削れていましたが、ペガサス37は500kmを超えても薄くなる箇所はありますが、穴が開くようなことはありません。
目標走行距離1000kmに設定して3/4の750kmに到達しました。9月になり朝の気温が下がって来たので平均ペースも500km通過の時と比べて2秒ほど速くなりました。
さすが耐久性が売りのREACT。接地の圧力で潰れることもなく、750km走ってもクッション性能は衰えていません。ミッドソールのサ横に刻まれた垂直方向に走る溝もミッドソールが接地の衝撃で圧迫されて皺が寄るのを防いでいます。
アウトソールは750km走ると摩耗して来ます。石畳のような道や、濡れたアスファルトの上を走ると滑ります。
750km走ったインソールは少し破けて来ています。それでもペガサス36の430kmの時よりも摩耗の具合は少ないです。
ペガサス37の走行距離がNIKE Running Appで履き初めに設定した目標の1000kmを超えました。1000kmを超えましたがまだまだ履いて走れそうです。ペガサス37はとても丈夫なランニングシューズです。
1000kmを超えてもリアクトソールの皺は接地の際に負荷がかかる小指の付け根付近だけでした。
接地する部分のアウトソールのゴムが削れてしまいグリップ力が低下しています。濡れたアスファルトの上を走る場合は滑りますが、乾燥したアスファルトの上ではまだしっかりグリップします。
インソールもそれなりに削れて来ましたが、ペガサス36以前のモデルよりも摩耗は少ないです。
走行距離1000kmを超えたので2足目のペガサス37を購入しました。
2足目のペガサス37も走行距離800kmを超えたので、ペガサス38に履き替えました。レビューはこちらです。
ペガサス36のレビュー記事は以下をご覧ください。