神奈川県体育協会トレーナー研修会に参加して来ました
6月12日(日曜日)は神奈川県体育協会のトレーナー研修会に参加して来ました。6月5日・12日・19日の3日間で行われます。各回のテーマは以下の内容です。
- 第1日目 トレーナーの役割 / フィジカルチェック
- 第2日目 スポーツ外傷・障害(上肢) / スポーツの基本動作「投げる」
- 第3日目 内科的スポーツ障害「熱中症」 / 救急処置
6月12日は第2日目でした。午前中にスポーツ外傷・障害(上肢)、午後に実技を含めて「投げる」という動作について研修を行いました。
スポーツ外傷・障害(上肢)
担当された山崎哲也先生は横浜南共済病院スポーツ整形外科部長であり、横浜DeNAベイスターズのチームドクターをされています。上肢の外傷・障害ということで肩・肘・手関節・指のケガや痛みについて講義をされていました。先日メジャーリーグに復活したダルヴィッシュ選手が受けたトミー・ジョン手術についての話などもあり、とても興味深いでした。
- 腱板断裂は加齢に伴う所見であり、必ずしも痛みの原因になるということではない。
- プロ野球選手の中にも腱板断裂を起こしている選手はいるが、自由に投球出来る選手も多い。
- 野球は喫煙率の高いスポーツであり、喫煙による肘・肩の神経・血管などへの悪影響が考えられる。
スポーツの基本動作「投げる」
午後は横浜南共済病院リハビリテーション科理学療法士の栗田健先生による「投げる」という動作について検査法などを交えながらの学習です。午前中の講義の中でも出ていましたが、「投げる」という動作は、決して上肢(肩・肘・手)だけで行うものではなくて、全身性の動作であると考えた方が良いと改めて確認出来ました。
多くの動作は全身性
「投げる」という動作が全身性の動きであり、上肢だけでなく体幹部・股関節・下肢を含めた動きであるように、多くの動作は主に働く部分以外の部分の動きも大きく関与します。特に肩甲骨と股関節の動きは多くの動作に関係します。
6月23日・24日は午後休診になります
6月23日(木曜日)と24日(金曜日)は午後休診になります。ご迷惑お掛けしますが、よろしくお願いいたします。
詳しくはこちらをご覧ください。