World Triathlon Series 横浜大会2016が開催されました
少し時間が経ってしまいましたが、2016年5月14日(土曜日)ITU World Triathlon Series 横浜大会2016が開催されました。毎年5月に山下公園周辺で開催される世界最高レベルのトライアスロンの大会です。8月にリオデジャネイロオリンピックが開催される今年の大会は、多くの国でオリンピック代表選手を選考する最後のレースに位置付けられました。
男子エリートトップ3結果
- マリオ・モーラ(スペイン)swim 19:40 / T 1 0:52 / bike 56:09 / T 2 0:22 / run 29:26 Total 1: 46: 27
- クリサント・グラハーレス(メキシコ)swim 19:22 / T 1 0:54 / bike 56:29 / T 2 0:24 / run 29:36 Total 1: 46: 42
- クリスティアン・ブルメンフェルト(ノルウェー)swim 19:31 / T 1 0:55 / bike 56:13 / T 2 0:23 / run 29:44 Total 1: 46: 45
男子エリートハイライト
南アフリカ代表チーム
ソワニエでは毎年何か国かのサポートをしていますが、南アフリカナショナルチームにクローズアップしてみたいと思います。
ヘンリ・スクーマン選手
- 総合7位 ヘンリ・スクーマン(南アフリカ)swim 19:08 / T 1 ’58 / bike 56:34 / T 2 ’22 / run 29:57 Total 1: 46: 57
“The fish”と呼ばれスイムが非常に速いヘンリ・スクーマン選手。今年もトップグループでスイムを終え、バイクも大集団の先頭付近で終始レースを展開しました。ランスタート直後から積極的に走り、4位争いをするグループで総合7位でゴールしました。ランニングのみのタイムでも10kmを29分57秒。スクーマン選手にとっても初のスタンダードディスタンス(swim 1.5km/bike 40km/run 10km)で30分切りでした。7位でゴールしたことでリオデジャネイロオリンピックへの参加が確実になりました。
ウィアン・スルワルド選手
- 総合47位 ウィアン・スルワルド(南アフリカ)swim 19:34 / T 1 ’54 / bike 56:18 / T 2 ’23 / run 34:16 Total 1: 51: 22
スルワルド選手が自力でリオデジャネイロオリンピックの権利を獲得するには14位以上でのフィニッシュが最低条件でした。スイム・バイクと無難にこなし、大集団でスタートしたランニング。シーズン初めから膝の調子が芳しくなく、ラップを重ねるごとに苦しそうな走りに変化していきました。後半失速したとはいえ、ランニングのタイムは34分16秒。総合47位でフィニッシュ。オリンピックへの道は断たれてしまいました。しかしWTSは今後も続きます。ケガを治して、WTSのグランドファイナルでは良い成績を期待しています。
リオデジャネイロオリンピックのトライアスロン
リオデジャネイロオリンピックのトライアスロンは以下の日程で開催されます。
- トライアスロン男子(Swim 1.5 km / Bike 40 km / Run 10 km) 2016年8月18日 11:00スタート(ブラジリア時間)
- トライアスロン女子(Swim 1.5 km / Bike 40 km / Run 10 km) 2016年8月20日 11:00スタート(ブラジリア時間)
各国オリンピック代表
既に発表になりました各国のオリンピック代表選手は以下のリンクをご覧ください。
National federations select athletes for Rio Olympics
リオデジャネイロオリンピックトライアスロン日本代表選手
以下の4名(男子1名、女子3名)が日本代表選手として参加します。
- 田山寛豪選手
- 上田藍選手
- 加藤友里恵選手
- 佐藤優香選手